いよいよ私達の年度の幕開けです。
国際ロータリー会長ロン D.バートンさんからのRIテーマは、
Engage Rotary, Change Lives“ロータリーを実践し みんなに豊かな人生を”です。
今年度はロータリーの108年の歴史の中でも大きな変革の年であるといわれています。この変革の流れは少しずつでありますが、始まっています。
例えば、ロータリーの目的(旧「ロータリーの綱領」)の日本語訳の見直しです。これは、ロータリーで使われている難解な言葉を、もう少し平易なものとし、我々ロータリアンは勿論、一般の人々にも解り易くしようとするものです。
ロータリーとは何なんだと誰でも説明できるようにする。これが、ロータリーの認知度と公共イメージの向上に繋がります。
そんな中で、最も大きな変革は、財団の未来の夢計画が世界中のクラブで始まるということです。
未来の夢計画のプログラムは、原則、クラブが提言することになっています。つまり、この変革を実行して行くのは皆様のクラブです。
ロータリーの新たな108年目の歴史の一頁を開くのは、クラブ会長・幹事さんです。
ロータリーがどの様に変わるのか、情報としてしか未だ捉えていません。
皆様と共にこの一年、この情報をしっかりとした知識として実践し、新たな伝統を作って行かねばなりません。
しかし、この変革もやみくもに変えるというものでは決してありません。
ポールはこうも言っています。「ロータリーは、変わらなければいけないものと変わってはいけないものがある。」と。
ロータリーの目的を変えてはいけません。目的を達成するための手段は、世の変化につれて変えていかなければいけないということでしょう。
未来の夢計画は、私達の財団が“Doing good in the World” “世界で良いことをしよう”という目的を達成するために、より取り組みやすく、実践したプログラムが社会により良い影響を与え、より住みやすい地域社会にするための工夫がされています。
PETSで深川PGが強調されましたのが、「創造・発展させようとする時には、ロータリーの築いて来たロータリーの伝統を守り、新たなロータリーを築き上げるべきである」という言葉です。
私も、蕉風俳諧の理念「不易流行」をしっかりと胸に秘めまして、この変革の時に対応する所存です。
今、ロータリーは曲がり角に来ている、とよく言われますが、私はそうは思っていません。何故なら、曲がり角のその先は、今居る所からは何も見えないからです。
ロータリーには、RIの戦略計画・未来の夢計画という、はっきりとした道標(みちしるべ)と道程(みちのり)があります。
私達の年度は、この道標に沿って「坂の上の雲」とも言える、ロータリーの目標を目指して進んで行こうではありませんか。
今まで何人かの先輩ガバナーから、あなたの年度は大変ですねと慰労の言葉を掛けられました。
最初は大変なプレッシャーとなっていましたが、今は、ロータリーの大きな変革の年にガバナーをやらせて頂くことに感謝し、喜びを感じ、一年間楽しもうと心に決めました。
皆様も私も、一生に一度の大役を引き受けたからには、この一年を人生の好機と捉えて、大いに楽しみましょう。
そして、クラブに新たな一頁、素晴らしい伝統を作る一里塚の一年としてください。
そうすれば、私にも皆様にとっても豊かな人生を感じられる思い出の一年になることでしょう。
過去を遠くまで振り返ることが出来れば、
未来もそれだけ遠くまで見渡せるだろう
ウィンストン チャーチル
5月17、18日、広島で開催されたロータリー平和フォーラムに、大室ガバナーエレクト、中会員が参加しました。
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